愛知県の大羽ミシンです。
本当に秋が無くなりました。もう本当に無いですね。
先週までエアコン入れてたのが、急に寒くなって、夜なんかヒーターいれようかと・・・
そして、日本初の女性首相が誕生し、日経平均は一時5万円を超えました。
これで景気が良いといいのですが、
秋が無いという事で、商い(あきない)も無いというか、いまいち。
そして、冗談もいまいち。
ちなみに、冬に枯れて残っている草の事を、秋無草というそうです。
さて、ブラザーの業務用刺繍機PR655E(現在はPR680W)を使用しているお客様から、以下のような相談。
「何回も何回も、プーリーの位置が違うと言って、作業がとまってしまうんですが、何とかならないですか?」
という内容です。
早速現場入り、原因を探るべく色々と調べていると・・・

確かに、頻繁に出ます。
色々見ていると、何か違和感が・・・

あれ?上側のフェルト分厚くない?
そうです、フェルトに糸埃が大量に巻き付いていたのです。
しかも、ベージュの糸だから、めっちゃ馴染んでいてわかりませんでした。
もう、これは地道にとるしかありません。

2台あるので、計12本分の針糸のフェルトから、この糸ホコリを剥がしていきます。

一本の針棒フェルトから、こんなに取れたわ、なんか寄生獣みたいだし。
原因は、針棒クッションおよび油飛び帽子のフェルトが、3倍くらいに肥大して、針の停止位置が毎度若干ずれて、
プーリーの位置が正しくありません、のエラーが頻繁に出ていたのでした。
過去には、上軸の停止位置の回転シャッターの止めねじ部分に亀裂が入っていたという、案件もあったので、それだったらマズイな、と思っていたので、
こんなことで済んでヨカッタ。
しかし、ここを見ずにカバーを開けてたら、無駄な作業をしていたでしょうね。
思い込みには要注意です。
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