穴かがりミシンとボタン付けミシンの納品

愛知県の大羽ミシンです。

今回は、工業用ミシンでも、すっかり縮小してしまったアパレル系のミシンのご紹介です。(デリケートな部分もあるので、ミシンの画像のみ)

こちらのお客様とのお付き合いも数えてみれば、10年弱となります。

職種は小規模アパレル縫製で、縫製した物を実際に販売もされています。

一本針自動糸切ミシンやインターロック、そのほかにも刺繍機なども納めさせて頂いたお客様です。

今回は、以前に使われていたボタン付けミシンが古くなったという事、と外注に出していた穴かがりが事情があって出来なくなった為に導入いただきました。

ちなみにボタンホール”穴屋さん”といって、ボタンホールを専門で開けてくれるところがありました。

最近は高齢化(使う方も、依頼する方も)でとんと見かけなくなりました・・・

今回のお客様も、依頼していたところが廃業されるという事で、自身での導入に踏み切られました。

最近ちょっと、調子が悪いという事で、修理がてらお邪魔。


ボタン付けミシン:JUKI LK1903BM 穴かがりミシン:ブラザー HE800

完全にプログラムで動くので、自動機ですね。

針受けのパーツが折れていたので交換し、糸調子などをみて作業終了。

あとは、アパレル業界や縫製業界について色々とお話をさせて頂きました。

クールビズやウォームビズ、ネクタイ不要、セットアップなどで仕事するようになり、紳士モノの服、特にスーツは市場として成立しないかもしれないという話、それでも成人式のスーツ市場は盛況だったり、

結婚式の規模が小さくなり、カフェウエディングやフォトウエディングなどが主流となった事で影響を受けた貸衣装業界の裏話など、興味深い話がたくさん聞けました。
また、服作りは縫製工場がどんどんなくなり、日本は素材でしか勝負が出来なくなっている事、ネット販売がメインになってくると、価格を上げると売り上げに直結するため、新規参入は難しいとか、も、なるほどと思いました。

確かに、服を最近買わなくなったようになったのも、馴染みの店がなくなったという事もあるなぁと考えさせられました。

縫製に携わる仕事をしているため、業界の先が暗いというのは同業者でも話をすることではありますが、まぁ、何とも寂しい話ですね。

そうは言っても、個人で自分の感性を前面に出したクリエイターたちも成功しているようなので、そういう尖った世界に期待して、ついていけるように研鑽していこうと思います。

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